うしのモー子さんよもやま話

日々の喜怒哀楽を語るブログ

分身ロボットカフェ DAWIN 2021

昨日会社に流れてるラジオから得た情報でのよもやま話

 

夕方の放送でOriHimeという分身ロボットを利用したカフェを常設オープンすることになったと流れてきて、その開発者の方がゲストで呼ばれてました。

分身ロボットOriHime自体はだいぶ前にテレビで特集されたことがあって知ってまして、過去数回スポット的にOriHimeで接客をするカフェが展開されてたことも知ってました。

最初に知ったのはテレワークを促進するツールのような形で数年前に紹介されてましたかね?

カフェは2,3年前の話で、「あ、まだこのオリヒメ続いてたんだ」と失礼なことを思ってしまいました。

テレワークを促進するじゃないですけど、オリヒメ以外にも分身ロボットっていくつか紹介されてまして、その時に紹介されたもので生き残ってるもののほうがたぶん少ないと思います。

今のように強制的にリモートワークをする必要もない時で、紹介のされ方も、当時政府が強く打ち出していた時間差通勤とかテレワークによる出社制限の手助けになる、みたいな立ち位置だったので。

でもラジオから流れてくるお話を聞いていて、あ、この人は最初からそれにだけ着目してたわけじゃないんだ、と、今このような形で生き残っていることに合点がいきました。

会社の紹介文?に書かれている通り、「身体的問題や距離をコミュニケーションテクノロジーの研究開発により克服し、会いたい人に会えて、社会に参加できる未来」を考えていて、時代がそれにようやく追いついたんだな。と

ちょうど今SDGsという流れが来ていて、これはよく環境問題を中心に語られてますが、掲げられている17の目標のうち、
8.働きがいも経済成長も
10.人や国の不平等をなくそう
に当たると思います。

身体的精神的障害があるため、働こうにも間口が狭すぎ、また学校などにもなかなか通えないことから幼少期からできたであろう社会経験が圧倒的に少なく、また生活するうえで必要な「お金を稼ぐ」という手段をとることができない場合が多いそうです。

オリヒメはそういった障害があっても、社会に参加できるツールの一つとなって、今いろいろなところに少しずつ広がっていってるようです。

 

今回紹介されたカフェは、そういった取り組みの一つで、以前のスポット的な活動ではないので、やはり目新しいからとい理由だけで来てもらう単発的なお客様だけを目当てにしていたら運営できないので、様々なことを考えて、ちゃんとカフェとして常設運転できるように設計したようです。

オリヒメが接客をするコーナーと非接客コーナーとに分かれていたり、メニューもカフェとしてちゃんとしたものを提供したり、オリヒメを使って元バリスタ障碍者がコーヒーを提供したり、そういった試みがなされているようです。

オリヒメ接客コーナーはすべてチケット予約制で、現在先行予約をクラウドファンディングで受付中です。

オリヒメ非接客コーナーでは、接客を受けられなくても、オリヒメの接客シーンを見ることはできるそうです。

またPRコーナーでオリヒメを開発したオリィ研究所の製品体験コーナーがあるので、もしかするとそこで実際のオリヒメを触ることができるかもしれません。

場所は日本橋になるそうです。

コロナ騒ぎが落ち着いたら行ってみたいですね。

 

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